9月の素読(そどく)




いずみの教育」でもご紹介していますが、本園では、毎日「論語」と「俳句」二首の「素読(そどく)」を、3歳以上の園児全員が行っています。

 江戸時代から続く学びの方法「素読」は、時代劇の寺子屋シーンで見たことある方も多いはず。

 勘違いされがちですが、この「素読」は暗記させたり意味を理解させる教育方法ではありません。

「素読」には、意味そのものよりも、日本語のリズムや響きを、声に出すことで子どもたちの体を通してやるという目的があります。

 この「一回自ら声に出すことで体を通す」という学びの方法は、「学ぶ」の語源「まねぶ=まねる(真似る)」にも通じる方法です。

「真似る」ことは、全ての学びの基本でもありますし、「真似る」=「声に出す(素読)」ことは「学びの秘訣はそのまま受ける」ことと同じです。

 素読によって、日本語の美しさや格調の高さを無意識のうちに知ってもらうことが、この毎朝の活動の主眼です。

 今月は四字熟語「温故知新」の元になった孔子の言葉、「故きを温ねて新しきを知れば、以て師と為るべし」と、小林一茶の句二首「寝た犬にふわとかぶさる一葉かな」「昼飯をぶらさげて居るかかしかな」です。

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